2011年9月30日金曜日

昨日、ほとんどのキャストが揃った!!d=(´▽`)=b

さて、いよいよ、稽古も本格的に始動!

飯倉は東京タワーの下の教会で、全員が一同に揃う事はなかったものの、

ほぼ全てのキャストメンバーが顔を見せてくれて、

有意義な時間を過ごせた…

それにしても、自分の仕事の遅さに凹む…(´`)

しかし、それをフォローして余りある、キャストの飲み込みの速さに、早くも助けられる^^;)

これから、ブロッキングをしながら、字幕作りに精を出す…

って、今の時間までもやっていたけど…

ぜひ、これをお読みの皆様

ご来場をお待ちしております!!


2011年10月16日(日曜日) 
朗読劇「扉開けし者~ヘボンが見た明治~」 
作・演出 森田浩貴 
明治学院大学アートホール 
開演時間 13:00/17:00 の二回公演(全席自由) 
入場料 一般 ¥3000  学生 ¥2000   

ヘボン式ローマ字で知られるジェームズ・ヘップバーン医師=ヘボンの数多い日本での功績を描くと共に、
その周りで懸命に学問と信仰に生きた明治初頭の人々のヒューマンドラマ! 

ジェームズ・カーティス・ヘボン Mark Subitsky 
サミュエル・R・ブラウン John Owens 
クララ・ヘップバーン Helen Morisson 
アン ・ブラウン Linden Wint 

定四郎 小西教之 
奥野昌綱 岩崎廉 
澤村田之助 森田浩貴 
岸田吟香 加藤隆浩 
仁村守三/香川実玄  加藤隆浩 
治兵衛 水島北畝 
信輔 ケン・スズキ 
佐藤桃三朗  今井歩
まさ 島田洋子
かよ 柏葉律子 

チケットのお求め、お問い合わせは
temapro@hotmail.co.jpまで、お願い致します。

2011年9月26日月曜日

朗読劇

今回は、いろいろな事情の許で、朗読劇という形を取ったのだが

朗読劇というたった3文字の漢字をチラシに入れ忘れたおかげで、なかなか色々な誤解を読んでいるらしい…


一言に朗読劇と言っても、白石加代子さんがやっているようなタイプや、

パルコ劇場で行われる「ラブレターズ」のようなスタイル

壌晴彦さんが主催している「座」のような形式もある…

今回、どの様なスタイルになるかは

ぜひ10月16日明治学院大学アートホールで、実際にお確かめ下さい!!!

2011年9月17日土曜日

打ち合わせ…^^;)

今日は午後から、ヘボン役のマーク・スビツキーとカフェで打ち合わせ。

ルックスが、とにかく歴史上のヘボン氏にソックリ!(^-^)


彼は、無論のことだけど、主役(タイトルロール)なので、恐らく出番も多く、台詞が誰よりも多い。

しかも、英語と日本語の両方を喋ってもらわねばならないので、かなり負担をかけてしまうことになるが…


しかし、日本滞在歴が長いので、そんなにドギマギすることもなく、とりあえず今日のところは途中まで、台詞の確認と、

各シーンごとの時間経過や登場人物の相関などについて説明した。


大もとの台本が、今のバージョンより倍ぐらい長く、登場人物も10人近くカットした事を思い返すと、

かなりその頃から端折った部分が多くて、初めて接する人にとって少々理解不能な箇所もあって(@_@;)

これから、この作業と、字幕製作の作業を平行して行いながら、演出もし、宣伝もし、制作もし…

誰か助けてぇ〜〜〜(>_<)

2011年9月14日水曜日

昨日、初稽古!\(^-^)/

昨日、やっと台本が刷り上がり、集まってもらったキャストに配って、早速本読み…

昨日集まってくれたキャストは、ほとんど英語話者なので、おそらく日本の江戸〜明治に関しての情報が少ないと思われたため、色々説明するのに時間がかかってしまったが、やはりそこは「本読み」なので、台本に集中(.. )

英語話者=欧米人たちにも、日本語の台詞が多々あるので(頑張ってね〜)、ほとんどをローマ字で書き直したが、
ここで我らがヘボン氏のローマ字が大活躍!

そんなところにも、つい思いを馳せてしまう作者でした…(´`)


♪KOKI a/k/a 森田浩貴

2011年9月12日月曜日

きっかけ

この作品を書こうと思った最初のきっかけは、書店での、科学雑誌「NEWTON」との出会いだったのです。

この号は、2008年5月号で、文字に関する学説の特集号でした。

その最後の方に、ヘボン氏に関するコラムがあり、その数奇に満ちた人生と、周囲の人々のバラエティに富んだ生活と発見に、何かヒントのようなものをピンと感じました。

そこから、いろいろネットで関連書籍などを調べましたが、実際あまり残っているものがなく、ヘボンについてもあまり語られている文献が少なくて、かなり難儀しました。

しかし、そこは便利なネット社会…かなりの資料を集めることが出来たと思います。
それらの史実に加えて、舞台で観客の皆さんが少しでも楽しんで頂ける様に、少々フィクションの部分を森田なりに加えたつもりです。

お楽しみ頂ければ、幸いです。


作者/森田浩貴について

東急Bunkamuraオープニングシリーズのオーディションに合格し、1989年歌劇「ホフマン物語」でデビュー。その後「ファンタスティックス」マット役、「香港ラプソディ」李良役、「蜘蛛女のキス」ガブリエル役、「レ・ミゼラブル」アンジョルラス役、「ザ・キッチン」「出島」などに出演。劇団Nom'b「行けぇ~イケウーメンタッパーズ!!」にプロデューサー後藤役、ミュージカル座「サイト」笑う旅人役、Musical Partyどりんく公演「モンスター悪名高き」モンスタードクター役で出演。2009年で、芸能生活丸20周年を迎えた。
今年2011年は、4月「奇譚:桜姫」(名古屋御園座)、5月「桃太朗」(内幸町ホール)に出演。現在はステージ活動の傍ら、ボイストレーニングや歌の指導、イベントの司会、結婚式場での聖歌隊への参加/指導などもする。

2011年9月9日金曜日

扉開けし者 主な登場人物

ジェームズ・カーティス・ヘップバーン(ヘボン)
医師/教師/ダッチリフォームド派(長老派)の宣教師/明治学院大学の創始者

クララ・ヘップバーン 
ヘボンの妻で教師/横浜フェリス女子学院の創始者のひとり

S.R.ブラウン 
医師/教師/ダッチリフォームド派の宣教師/明治学院大学の創始に貢献

アン・ブラウン ブラウンの娘

定四郎 
ヘボンの通詞。ヘボンと同居し、ヘボンに日本のしきたりや慣習などを教える。

岸田吟香(太郎) 遊び人だったが、ヘボンの日英辞書編纂に携わる

澤村田之助 歌舞伎役者の女形、脱疽に罹り、ヘボンの手術を受ける

奥野昌綱 ヘボンの日本語教師、日本初のプロテスタント牧師

稲葉治兵衛
横浜の彫師/刷師 日本語で翻訳された初の聖書の出版に尽力

佐藤桃三郎

まさ ヘボン家に仕える女中、定四郎の母

かよ ヘボン家に仕える女中、定四郎の妻

2011年9月7日水曜日

あらすじ

あらすじ:

 時は江戸末期の1861年。横浜で暮らすヘボン(ヘップバーン)博士の元に、療養のため国元に帰っていた妻のクララが帰国するところから、物語は始まる。ヘボンとクララは、その知識と経験を活かして、日本の若者に学問を教えながら、無料の診療所を開いていた。やがて、東京から患者として訪ねてきた探求心の強い青年:岸田吟香と出会い、彼をヘボンの日本語教師として迎える。
 日本語の話し言葉が苦手だったヘボンは、自身がこれを克服し、相互理解を容易にするために、辞書を作る事を思い立つ。そして、吟香と日本語の言葉を集めて、上海へ印刷の旅に出る。この際に考案されたのが「ヘボン式ローマ字」である。
 辞書編纂の完成後、ヘボン達は辞書を使って、禁制の聖書の翻訳にとりかかるが、それを知った明治政府はヘボンの元に密偵を送り込む。新しく日本語の教師の任に就いた奥野昌綱を含めた一同は、何とかして秘密裏に聖書の完成を急ぎ、印刷へとこぎ着けるが…
 

 ヘボンの数多い日本での功績や彼の暖かい人柄を描くと共に、その周りで懸命に学問と信仰に生きた江戸末期〜明治初頭の人々のヒューマンドラマ!