2011年9月12日月曜日

きっかけ

この作品を書こうと思った最初のきっかけは、書店での、科学雑誌「NEWTON」との出会いだったのです。

この号は、2008年5月号で、文字に関する学説の特集号でした。

その最後の方に、ヘボン氏に関するコラムがあり、その数奇に満ちた人生と、周囲の人々のバラエティに富んだ生活と発見に、何かヒントのようなものをピンと感じました。

そこから、いろいろネットで関連書籍などを調べましたが、実際あまり残っているものがなく、ヘボンについてもあまり語られている文献が少なくて、かなり難儀しました。

しかし、そこは便利なネット社会…かなりの資料を集めることが出来たと思います。
それらの史実に加えて、舞台で観客の皆さんが少しでも楽しんで頂ける様に、少々フィクションの部分を森田なりに加えたつもりです。

お楽しみ頂ければ、幸いです。


作者/森田浩貴について

東急Bunkamuraオープニングシリーズのオーディションに合格し、1989年歌劇「ホフマン物語」でデビュー。その後「ファンタスティックス」マット役、「香港ラプソディ」李良役、「蜘蛛女のキス」ガブリエル役、「レ・ミゼラブル」アンジョルラス役、「ザ・キッチン」「出島」などに出演。劇団Nom'b「行けぇ~イケウーメンタッパーズ!!」にプロデューサー後藤役、ミュージカル座「サイト」笑う旅人役、Musical Partyどりんく公演「モンスター悪名高き」モンスタードクター役で出演。2009年で、芸能生活丸20周年を迎えた。
今年2011年は、4月「奇譚:桜姫」(名古屋御園座)、5月「桃太朗」(内幸町ホール)に出演。現在はステージ活動の傍ら、ボイストレーニングや歌の指導、イベントの司会、結婚式場での聖歌隊への参加/指導などもする。

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